花夢館鶴見店の戸田です。
3月に入り寒い日もありますが、暖かい日が増えてきましたね。
こんな時に「暑さ寒さも彼岸まで」なのだから、もう少し我慢しよう。
のように、今はつらくても時がたてばいずれ去っていく、
という意味でも使われている慣用句をよく使いますね。
「大変なこともいつかは乗り越えられるので、あきらめず耐えましょう!」と励まされるようで、
この時期つい口にする言葉です。
類義語では「楽あれば苦あり」「塞翁が馬」などがあげられますね。
彼岸にはお墓参りをして先祖を供養する方も多いと思いますが、
彼岸は1年のうち春と秋に1回ずつある、
昼と夜が同じ長さの雑節(ざつせつ)の一つです。
雑節とは、二十四節気・五節句以外の季節の移り変わりの節目となる日の事で、
前回のお話した二十四節気を補い、1年間の季節の移り変わりを的確につかめる暦です。
彼岸を境に季節が折り返されると考えられて、
太陽が真東から昇り真西に沈むので、
徐々に日が長くなっていき、
太陽が出ている時間が長くなることで、暖かかくなっていくそうです。
この時期お盆のような炎天下での墓参りではないので、
その穏やかな雰囲気の中でゆっくりとご先祖様に向けて手を合わせやすいですね。
お墓参りをされる方が多いわけです。
心穏やかにお参りされるのにお花もお忘れなく(#^^#)
話は変わりますが、少し前に暖かくなってきて、
散歩がてら谷汲山華厳寺に行ってきました。
まだ桜は蕾でしたが、4月には「さくらまつり」が開催されるそうです。
谷汲躍りも上演されるそうで、
長さ4メートルの竹製で鳳凰の羽を形取った
「しない」を背負い胸には直径70センチの太鼓を抱えて踊られるそうです。
谷汲山華厳寺の桜はソメイヨシノだと思いますが、
岐阜のソメイヨシノは3月16日に開花が発表されました。
統計的には早い開花だそうで、平年より9日早いそうです。
まだ近場の桜は蕾がやや膨らんできてるかな?ぐらいなので、河津桜を見てきました。
こちらは満開で、とても綺麗でした。
河津桜はソメイヨシノのようにパーと咲いてパーと散るというより、
早咲きの特性を生かして2月の上旬から咲き始め、
約1カ月かけて満開になるので、ゆっくり楽しめる桜です。
色はソメイヨシノよりピンクが強い紅色で、
数年前まではあまりピンとこなかったのですが、
ここ数年で全国的に知られて、最近は色々なところに植えられているようです。
ゆっくり観賞できるところが良かったです。(^^♪
桜の時期は色々な行事を思い起こされますね。
桜祭り、卒業、新入学、人生の新しい旅立ちに
「おめでとう」「ありがとう」を込めて春いっぱいのお花を贈ってみませんか。