ローズマリーでリースを作ろう♪
~夏の暑い時期をローズマリーのツンとくる清涼感のある香りで涼しげに、玄関やお部屋を飾りませんか~
とても丈夫で育てやすいハーブ『ローズマリー』
~若返りのハーブ~とも呼ばれ、体に優しいことづくしでいろんな効能があると言われています。
血行促進、記憶力を高めたり、抗酸化作用で老化を防止するなど・・・
体に優しいことづくしのこのローズマリー
実はとっても育てやすいんですよ♪
今回はご家庭でも簡単に栽培できるローズマリーについてのお話と自宅で簡単に作れるリース作りについてのお話です。
❚ローズマリーの効能・用途
【効能】
ローズマリーにはいくつかの効能があるといわれています。
■精神安定、集中力・記憶力を高める
■抗菌・抗ウィルス作用で花粉症、虫よけ・防虫・消臭効果
■血行促進 頭皮の血行の長れを活性化し育毛・頭皮のケアにも最適です。
また、体を温めてくれるので、肩こりや腰痛、リウマチ、月経痛を改善するのにお勧めです。
※副作用にも注意しながら、以下に当てはまる方は、
体に取り入れる際は多量に摂取しすぎないよう気を付けて下さいね
↓
高血圧の方・・・さらに血圧が上がるため心臓や血管に負担をかけてしまいます
血圧を下げる薬を飲んでいる方・・・血圧を下げる効果もあります。
血液をサラサラにする効果もあるため抗凝固剤を飲んでいる方。
妊婦の方・・・子宮収縮効果があり流産を引き起こす可能性があると言われます。
【用途】
ローズマリーにはいろんな使い方があります。
■料理・・・お肉、お魚類の臭み消し・お茶(ハーブティ)・オリーブオイル漬けなど
■アロマ・・・化粧水・軟膏・抗菌スプレー・バスソルト・トリートメント・アロマオイル・石鹸など
■お掃除・・・フィルター掃除・靴の消臭など
このように様々な使い方で体に優しいローズマリーを楽しむ事ができます。
ローズマリーの収穫は真夏(7~9月)を避けて年中可能ですが、特に香りを楽しみたい時は、4~6月の生長期、花が咲く前、そして特に午前中に収穫するのが一番お勧めです!
ぜひご自宅で鉢植えや花壇などで育ててみませんか♪
❚ローズマリーの育て方・管理方法
ローズマリーは暑さ、寒さともに非常に丈夫な植物で、乾燥した痩せた土でも育ちます。
しかし、根っこを触られるのが苦手ですので、植え替えをする際は根鉢を崩さないように、新しく植え替えする必要があります。
■置き場所
日当たりや水はけの良い場所を好みます。
真夏の直射日光でも平気です。
水はけの悪い土壌だと、湿気が苦手なローズマリーの葉や株元が傷みやすくなります。
鉢植えで育てて、長雨が続く場合は、軒下に移動させるのもお勧めです。
ローズマリーは湿気に弱いので、風通しの良い所も好みます。
また、生長期は株元が込み合ってきます。剪定や収穫時に株元も綺麗に風通しよくして蒸れを防ぎましょう。
■肥料
痩せた土地でも育ちますので、肥料は特に必要ありませんが、植え付けた際に少し与える程度で大丈夫です。
■種類
ローズマリーには種類が多く、大きく分けて
上に伸びていく ”木立性”と、
地を這うような ”ほふく性”、
また木立性とほふく性の中間の ”半ほふく性” もあります。
花の色も品種によって違いがあります。
■植え付け
真夏と真冬の時期を避けて、春か秋に植え付けましょう。
❚ローズマリーを使ってリースを作ろう♪
ローズマリーをリースにして
玄関やお部屋に飾って爽やかな香りを楽しみませんか♪
今回は直径25㎝程の仕上がりのリースを作成いたしました。
■用意するもの
・ローズマリー枝(10㎝程度の長さ)30~40本ほど
・リース土台 (直径 約20㎝)
・切花ハサミ
・テグス(100円均一や手芸屋さんで取り扱っています)
■初めに、ローズマリーを10㎝程度にカットします
なるべく葉の綺麗な状態の所を使用して、枝元の太い部分は今回はあまり使用せずにしました。
このような感じに揃えました
■リースの土台に重ねてテグスで巻き付けて留めていきます。
始めに、カットしたローズマリーを2~3本束ねて、テグスで固くコマ結びをします。
※結ぶ際に、巻き付けていかない方の長さは、最後に一周回ってきたときのテグスと結び合わせたいので少し長めに残して結びます。
今回使用したローズマリーは、真っ直ぐというよりはカーブしていたので、このカーブをリースのカーブと合わせるように重ねていきました。
■外側、内側も土台を隠すように重ねてテグスで巻き留めていきます
■最後に、テグスを始めに結んで長めに残しておいたのと一緒に固く結びます。
飛び出ている葉など、形を整え あとはお好みでリボンなど飾り付けて出来上がりです♪
いかがでしたか。
ローズマリーの使い方はいろいろあり、楽しんでいただけるハーブ植物です。
ご自宅で育てて、いろんな生活の癒しの場面でお使いくださいね(^^♪